ノーベル賞大国となった日本と、今後の行方 [日本・日本人]
作家・村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が、今年もお預けとなったのは、少し残念なニュースではありますが、今年のノーベル賞では、既に2人の日本人が、ノーベル賞に選ばれました。
5日に受賞が決まった、ノーベル医学・生理学賞受賞の、北里大学特別栄誉教授の大村智さん、そして、6日に受賞が決まった、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長と、連日に亘って、日本人のノーベル賞受賞に、日本中が沸くことになり、喜ばしいニュースが日本中を元気づけてくれました。
昨年2014年も、3人の日本人がノーベル賞に選ばれており、日本は一躍、ノーベル賞大国となった感があります。
ちなみに、昨年2014年時点での、各国別のノーベル賞受賞者ランキングでは、日本は7位で、20人の受賞者を輩出しています。
また、この他にも、アメリカに国籍を移した受賞者が2人いますので、アメリカ国籍を含めると、日本人としては22人の受賞者が出ているということになります。
アジアでは唯一、日本がベスト10に入っています。
中国が5人、お隣の韓国が0人ということですから、いかに日本が、アジアの中で突出した受賞者を輩出しているのかが分かります。
そして、今年も、2日続けて受賞者を出した訳ですが、特にすごいのが、自然科学の分野であり、2000年以降では、アメリカに次いで、2番目に多い受賞者を輩出しています。
2000年以降は、自然科学系の受賞が相次ぎ、米国籍の故南部陽一郎氏と中村修二氏を含めて計14人が14年までに受賞しているとのことで、2000年以降の受賞者数を国籍別でみると、米国に次いで、なんと、日本が2位を誇っているのです。
日本の面目躍如たる感があるのですが、今後の行方を見てみると、手放しで喜べないような一面もあります。
例えば、最近発表された、世界の大学ランキング(2015-2016年版)において、日本でトップの東京大学は43位(昨年23位)、日本で2位の京都大学は88位(昨年59位)と、いずれも昨年から順位が大きく落ちているところが少し気になります。
ノーベル賞を受賞された日本人の方々は、ほとんどが50代以降で80代くらいまでの年配者であるのに対して、大学ランキングというのは、今の若い世代の知性が反映されていますので、ノーベル賞を受賞された年配者の方々とは、数十年の世代の隔たりがあります。
今、東京大学や京都大学をはじめ、全国の大学に通っている学生の中から、将来、何人のノーベル賞受賞者が出るのかという点については、楽観視出来ない面もあるかと思います。
また、今の日本国が、少子高齢化社会となっていることも、少し気になる点ではあります。
日本国全体として、将来の日本を支えていく若者たちのパワーが十分にあるのかが、少し気になるところではあります。
5日に受賞が決まった、ノーベル医学・生理学賞受賞の、北里大学特別栄誉教授の大村智さん、そして、6日に受賞が決まった、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長の、連日に亘るノーベル賞受賞を喜び、ノーベル賞大国となった日本という国に、日本人として誇らしい気持ちを抱いているところです。
今後も、この勢いが衰えることなく、ノーベル賞を受賞されるような、世界的な活躍者が数多く輩出することを、期待したいと思います。
5日に受賞が決まった、ノーベル医学・生理学賞受賞の、北里大学特別栄誉教授の大村智さん、そして、6日に受賞が決まった、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長と、連日に亘って、日本人のノーベル賞受賞に、日本中が沸くことになり、喜ばしいニュースが日本中を元気づけてくれました。
昨年2014年も、3人の日本人がノーベル賞に選ばれており、日本は一躍、ノーベル賞大国となった感があります。
ちなみに、昨年2014年時点での、各国別のノーベル賞受賞者ランキングでは、日本は7位で、20人の受賞者を輩出しています。
また、この他にも、アメリカに国籍を移した受賞者が2人いますので、アメリカ国籍を含めると、日本人としては22人の受賞者が出ているということになります。
アジアでは唯一、日本がベスト10に入っています。
中国が5人、お隣の韓国が0人ということですから、いかに日本が、アジアの中で突出した受賞者を輩出しているのかが分かります。
そして、今年も、2日続けて受賞者を出した訳ですが、特にすごいのが、自然科学の分野であり、2000年以降では、アメリカに次いで、2番目に多い受賞者を輩出しています。
2000年以降は、自然科学系の受賞が相次ぎ、米国籍の故南部陽一郎氏と中村修二氏を含めて計14人が14年までに受賞しているとのことで、2000年以降の受賞者数を国籍別でみると、米国に次いで、なんと、日本が2位を誇っているのです。
日本の面目躍如たる感があるのですが、今後の行方を見てみると、手放しで喜べないような一面もあります。
例えば、最近発表された、世界の大学ランキング(2015-2016年版)において、日本でトップの東京大学は43位(昨年23位)、日本で2位の京都大学は88位(昨年59位)と、いずれも昨年から順位が大きく落ちているところが少し気になります。
ノーベル賞を受賞された日本人の方々は、ほとんどが50代以降で80代くらいまでの年配者であるのに対して、大学ランキングというのは、今の若い世代の知性が反映されていますので、ノーベル賞を受賞された年配者の方々とは、数十年の世代の隔たりがあります。
今、東京大学や京都大学をはじめ、全国の大学に通っている学生の中から、将来、何人のノーベル賞受賞者が出るのかという点については、楽観視出来ない面もあるかと思います。
また、今の日本国が、少子高齢化社会となっていることも、少し気になる点ではあります。
日本国全体として、将来の日本を支えていく若者たちのパワーが十分にあるのかが、少し気になるところではあります。
5日に受賞が決まった、ノーベル医学・生理学賞受賞の、北里大学特別栄誉教授の大村智さん、そして、6日に受賞が決まった、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長の、連日に亘るノーベル賞受賞を喜び、ノーベル賞大国となった日本という国に、日本人として誇らしい気持ちを抱いているところです。
今後も、この勢いが衰えることなく、ノーベル賞を受賞されるような、世界的な活躍者が数多く輩出することを、期待したいと思います。
2015-10-10 08:21
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